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2007年10月 2日

オースティン・パワーズ(1998)

- スパイとモジョに関する考察 -

007やナポレオン・ソロのシリーズにはシビレました。主人公がしょっちゅう美女といちゃいちゃするのが魅力のひとつで、私は子供心に、将来自分もスパイになろうかと考えたくらいです。お国のために役立つというような動機は全くなく、もっぱらモテたいという、ただそれだけのために。

しかし、当時の自分には残念ながら胸毛がありませんでした。ショーン・コネリーとの決定的な違いです。胸毛が生えれば、自分も敵の女スパイと仲良くなることができるはずなのに・・・。

そう思っていたら、このオースティン・パワーズも同じようなことを考えていたようで、おそらく植毛によると思われる見事な胸毛を生やして、次々と女性達を手に入れていました。胸毛だけでなく、彼には決定的な” モジョ”があることがパート2で判明します。 やはり秘密があったのでした。もっと私もはやくモジョを手に入れていれば・・・・。

内容のない映画なので、パート1と2をまとめて評しますが、パート1ではエリザベス・ハーレー、パート2ではヘザー・グレアムが共演していました。両方とも非常にかわいらしく、スタイル抜群でした。この美女達が、なんでオースティンのような下品な男と仲良くなるんだか。私のほうがずっと品があるのに。

ああ・・モジョの行方は、どうなるのか?私もモジョを手に入れたいものです。パート2で主人公がモジョを取り戻すべく努力しますが、気持ちが分ります。やはり、モジョがないと国家の危機うんねんがどうであっても元気が出ません。

この作品は、70年代、スパイ映画などへのパロディ、下品なジョークとそれへの不快感を楽しむこと、お色気などを要素とした、本当に下品で内容のない、おバカな映画でした。子供にも見せてみましたが理解を超えていたようで、観客の対象は60~80年代を知っている大人だけかなと思います。恋人に見せるのはお勧めできません。品も大事だと思います。

人食いスズキが、敵の隊員の頭をかじっている姿は、私はあまり笑えませんでした。やはり、野蛮なゲルマン民族の末裔の血がないと理解できないようです。

登場するキャラクターが傑作揃いでした。オースティンに負けずトンチンカンなDrイービル、ボスよりボスらしいナンバー2、ミニ ミーなど、すべて笑わせました。加えて、突然テレビ番組のパロディが展開されて、笑えました。

さて、クラスのカワイ子ちゃんをはべらせて、イエイ!などと言ってみたいと考えていた私も、気がつけばモテないまま年をとってしまいました。キスでもガンガンしようと思ったのでしたが、警察沙汰になるのが怖くてできませんでした。

それに、たぶん自信がなかったのでしょう。もしかして、モジョは自信のことだったのかも知れません。

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