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2007年9月25日

マダガスカル(2005)

- スリルが欲しい   -

ニューヨークの動物園の、都会慣れした動物達が主人公でした。1匹が街中に探検に出たことをきっかけに、彼らはアフリカに向けて送られますが、途中で船から落ちてしまい、マダガスカル島に漂着します。そこで小型のサル達と出会い、彼らにボディーガードとして利用されます。主役はライオンとシマウマで、途中で野生に目覚めたライオンがステーキ生肉の夢を見ているうち、気がつけばシマウマのお尻に噛み付いてしまい、友情どころではなくなります。

ドリームワークスが作ったアニメ作品でしたので、期待して見ました。「アイスエイジ」のような毛の1本1本まで見えるほどの繊細な画像を期待していましたが、この作品は結構擬態化された絵で、ディズニー映画とほとんど同じだと思いました。景色の画像は非常に美しいもので、よく見ると雲がゆっくり移動していくところまで丁寧に描かれていました。

主役達が異常に人間慣れしていて、動物園のショーで疲れた後に人間達にマッサージしてもらって悦に入る姿は笑えました。脇役も面白いキャラクターぞろいで、頼りないキリン、しっかりもののカバ、兵隊のような動きをするペンギン達、ダンスが好きな小型のサルなど、美しくコミカルに描かれていました。子供達にはうけていたようです。

友情の深まりが描かれていましたので、子供が見るのには良い作品だと思います。黒人がするようなダンスも動物がすると笑えました。我が家の子供たちもダンスシーンは結構楽しんでくれました。でも、ライオンキングのように何かを乗り越えるような物語の魅力はなかったようです。

動作はコミカルで、ダンスも笑える、友情を描いて心温まる話でしたが、印象は薄いと思いました。恋人と見るのは、どうでしょうか? 大人でこの作品を非常に面白いと感じる人は少ないかも知れません。

冒険の要素がもっとあれば、ワクワクする場面が増えて面白くなったのではないかと思います。

例えば、北極圏に運ばれてホッキョクグマかヒグマと戦うはめになる、遭難した無人島で台風に合う、もしくはサメかシャチにねらわれて逃げ回るようなスリルがあれば、それを乗り越えた時の友情の深まりはディズニー映画のようだったのではないかと思います。あえて、それを避ける意図でマダガスカルを選んだのかも知れませんが、どうも意図を測りかねました。

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