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2007年9月27日

シャーク・テイル(2004)

- 魚の顔がやっぱ変   -

修理工(クジラの掃除屋?)として海の底で生活している小さな魚と、菜食主義者のサメとが引き起こすドタバタコメディでした。設定が奇抜です。設定の段階で、ほぼストーリーが決まってしまいそうな感じがします。それにダンスや、テンポのいい会話や音楽を組み合わせれば、ヒット間違いなしのプロジェクトです。

菜食主義者のサメは、父親がマフィア組織のボスのため、その精神的圧力のためにノイローゼ気味です。魚のほうはしがない店員ですが、ヒーローになりたいという夢を持っています。2人の利害が一致したため、サメ退治のショーが企画されます。この物語は、魚のサクセスストーリーということになります。   

主人公の声は、確か日本版が香取慎吾で、欧米版はウィル スミスだったと思いますが、両方とも軽妙な話しぶりでした。登場人物(魚)の顔も、スターの声優達に似せていますが、魚の顔としては少々無理があったように思いました。

やはりサクセスストーリーでないと映画は受けません。どんなに美しい話でも、観た後にもう一度観たいと思えないような作品はヒットしません。人に観ることを勧めないからです。サクセスストーリーは、多少絵がまずくても、話がうまく行き過ぎても、良かったね、アハハと笑えますから、クチコミ評判を得やすくなります。

私もこのような作品が大好きです。単純にギャハハと笑って「あ~、良かったね。じゃあ、そろそろネムネムしようか?」と、子供に言うのが一番幸せです。もちろん時々は、芸術作品や感涙のメロドラマや告発もののドキュメンタリーも観たいと思いますが、基本はおバカ映画です。

最近の映画の海の画像は、本当に美しくて感動します。どこかのスタジオで、様々なバージョンの海の映像を作っているのでしょう。もしかして、やがてインドか中国のプロダクションが、世界中の映画の基本画像を格安で作って、それを買って安上がりに作品が作られる時代が来るかもしれません。

結婚式場で新郎新婦の物語が上映されますが、静止画はもう古いので、やがてハイビジョンのデジタルビデオ中心になり、その次はおそらく全編CG合成の再現映像でしょう。それらを請け負う製作会社が、はるか日本にまで進出してくるに違いありません。時々、間違って広東語で愛をささやくかも知れません。

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