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2007年6月25日

マトリックス3

Photo_33 - (左)三船(右)ミフネ隊長 -

ネオは前作の最後に意識を失い、仲間たちが認識できる領域から外れてしまいます。彼を助け出すために、モーフィアス達は前作でも登場したキザなフランス人の店に押し入り、激しい空中ドンパチを繰り広げます。結局よくわからない方法でネオを見つけることに成功します。 

その後のストーリーは、エージェント スミスが力をつけていく様子、人間の都ザイオンに機械たちが攻撃をしていく様子、それに対するモーフィアスやミフネ隊長の戦い、そしてネオとトリニティが機械の都を目指す旅、そして機械の親玉との面会、エージェント スミスとの戦いという様々な場面が交錯していました。

この作品は、本来が子供向けなので、家族で見て良いと思いますが、情操教育上は良くない影響が期待?されます。恋人と見るのはいいかも知れません。ラブストーリーは結構盛り上がるからです。

今回の戦いで最も見応えあったのは、ミフネ隊長が活躍するザイオン内部での戦いだと思います。ドリルのでかいのが進んでいく様子は迫力がありました。センティネルというクラゲみたいな機械が渦を巻いて襲ってくる中で、ミフネ隊長は鼻の穴を広げながら奮戦します。機械の動きは気味が悪く恐ろしいのですが、美しいほどに整っていました。この「恐ろし美し」の感覚は、オタク的でしたが美的感覚に優れたものだと思いました。製作者達のオタク趣味に脱帽します。おそらくスタッフには、耳ピアスして激しく身振り手振りで話すオカマ芸術家達がいっぱいいるに違いありません。

しかし、このミフネ隊長はいったい何人種でしょうか? 中南米出身かなと思いますが、ミフネという名前を付けたのは、これまたオタク趣味で、ユーモアを感じさせます。迫力は本家の三船以上だったかも知れません。

最後のエージェントスミスとネオの戦いはゲーム感覚の映像でした。私としては、この作品の中の他のCGと比べてもうひとつ迫力に欠けた印象がありました。もっとドラゴンボールや北斗の拳などを勉強してオタク度の高い、ありえない映像を作って欲しいと期待してしまいました。今までの戦いで彼ら二人の能力は分りましたので、表現法を変えないとオタク達を満足させないと思います。ストップモーションを多用するより、単純に激しいスピードを見せた方が驚きがあったのではないでしょうか。

この手の映画は、シリーズを追う毎に映像が進化しないとオタクが失望する運命にあります。ネオもカメハメ波くらいは飛ばせないと、人類のヒーローとしては力不足だったかと感じてしまいました。逆に言うと、ネオの拳闘以外のCG映像が凄すぎたのかも知れません。

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