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2007年5月 4日

キューティー ブロンド

- 青春ラブコメそのまま -

この作品は、アメリカの若者向けの映画には必ずと言って良いほど出てくるパターンのたぐいです。青春ラブコメサクセス少女物語というべきでしょうか。 少しドジなカワイ子ちゃんが主演であり、きまって失恋し、やがて真実の愛を悟り、仕事もしくはスポーツなどで最初は失敗、後で意外な大成功、そして皆が祝福し、友人のキャピキャピガールとの友情も続く、そして、、、、なんという固定化されたパターンでせうか!

女学生の寮で、お約束の下着姿が見られましたが、ほんの少しでした。この時点で、この作品は下劣な路線をねらってないことに気がつきました。格調高い主題を、おかしくかわいらしく描こうとしていました。

リッチなボーイフレンドとの結婚を夢見ていた主人公のリース ウィザースプーンは、突然の別れ話に呆然としますが、そこは前向きな性格で考え方を変えて、彼氏と同じ大学に入学してしまいます。名門大学は、入学専攻が独特で、高校時代に寮の委員長などを務めている、もしくはボランティア活動をしている、などの前向きな態度が評価されるそうです。日本のような試験だけの民主的な方法はとられていません。この点でも、いかにアメリカがエセ民主主義か分ります。というのは冗談ですが。

あちらの大学は、入学はできても授業についていくのは大変で、アーパーギャル風の彼女は落ちこぼれてしまいそうです。しかもモトカレは、なんと別な女と婚約までしてしまって、せっかくのウィザースプーンの努力が無駄になりそうです。しかし、ここから勉強と鋭い感覚で、実際の法廷で弁護人となることができるまでになります。

どこまでも前向き、何たる安易な結末。しかし、映画はこうあってもいいと思います。リアルな殺人シーンばっかり見せられたら、頭がおかしくなってしまいます。くだらない映画でも、たまには見ないとやってられないと思います。

しかも、この作品は結構ちゃんと作ってありました。決まりきったストーリーなので、間違いようがなかったのかもしれませんが、登場人物のキャラクターはほとんど固定化されていて、配役もほとんどが適切だったように思います。カメラワーク、色彩も、数十年間同じタイプの作品を作ってるのかと疑いたくなるほど適切でした。

作品としては、良くできていると思います。私はアゴのしゃくれた主人公は、あまり好きではありませんでしたが。 パート2も見ようっと。

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