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2007年1月 6日

紳士は金髪がお好き

- グラマー超大物対決の勝敗は? -

監督 ハワード ホークス

この映画はキャスティングがよく成立したものだと思います。タイトルからすると、金髪でないジェーン ラッセルには少し辛い設定だと思いますが、撮影の条件を交渉することで出演を了解したようです。彼女だけが水着になったり、彼女の歌のシーンが派手だったりして見せ場があるようです。

マリリン モンローとジェーン ラッセルはこの作品では親友です。金持ち大好き、ダイヤも大好きです。舞台で本音をはっきり言う歌が有名ですが、この曲は繰り返し様々な映画でちょっとずつ挿入されています。いやらしくない表現で、金銭欲を現した名曲だと思います。50年後の映画でも使われるような気がします。

マリリンは金持ちと婚約していましたが破談になってしまいます。でも前向きで、新たな金持ちと親しくなります。そうです、人間は前向きでないといけません。私も随分ふられましたが、常に前向きに落ち込んでいました。ふられて自殺する人がいますが、純真に愛せることは素晴らしいとは思っても、私は私自身をより愛していますので自殺はしません。

金持ちの装飾品をちょっと拝借してしまったために、モンローは逮捕されることになりますが、何とジェーン ラッセルが身代わりをしてくれて法廷に出頭します。そして裁判の席上で歌い踊ってしまいます。これでスケベの裁判官によって無罪となる筋書きかと思いましたら無事装飾品が戻って、逮捕は取り消しになり、この間のドタバタで新たなロマンスも芽生えたようです。

さて、グラマー女優の勝敗はいかがだったのでしょうか? 映画のポスターなどはモンロー中心になっていったようですから、歴史的評価はモンローの勝利になっているかもしれませんが、本当のスタイルはジェーン ラッセルのほうがいいように個人的には思います。特に最近はモンローのような体型だとメタボリック症候群扱いされて、映画に出演できないような傾向がありますので、代謝内科学的にはモンローの負けかも知れません。

もし今、二人がグラビアで対決したらどうでしょうか? やはりモンローはデブ扱い、ラッセルはグラマー扱いになるような気がします。もっとも、写真集の中にはデブ専門、熟年専門、ロリータ専門の変態的なやつが結構出ているようですから、モンローの需要も失われることはないはずです。

2007年現在、世界のグラマー女優ナンバーワンは誰でしょうか? そもそもグラマーが流行らないように思います。若者の漫画を立ち読みしてみると、女子高生のような短いスカートに、スレンダーなスタイルの女の子が主人公になっている作品が多いようですので、グラマー対決自体に盛り上がりに欠ける気がします。グラマーを売りにしている女優でメジャーな人は、、、思いつきません。

歌に関しての対決はモンローのささやき歌唱法が優勢だったかも知れません。でも、舞台ではささやいても声が聞こえませんから、映画だけでしか通用しない女優と言えるかもしれません。でも、それで結構です。楽しい映画でした。家族で見てもいいような気がします。恋人と見ても悪くないのではないでしょうか? 彼女が「そうそう、愛は消えゆくけどダイヤは、、」などと考えてもらったら困りますが。

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