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2007年1月28日

ファイヤー ウォール

- 引退勧告  -

ハリソン フォードは銀行に勤務し、コンピューター セキュリティを開発管理しています。ところが、ある時知らないところで自分が賭けで大損をしていると言われます。誰かが彼の名をかたっているようです。次に彼の家に大勢の強盗団が押し入り、家族を人質に、銀行のコンピューターに操作をして、金を引き落とさせようと脅されます。

その手口が凝っています。彼が通報しないように、監視カメラ、マイク、ネット上の通報の阻止まで、きっちりやってしまいます。ここの真実味が、この作品のデキにかかっていたと思いますが、かなり高いレベルで描けていました。実際には、監視カメラで監視しても、駆けつけるまでに通報が終わってしまいますから、ちょっとしたメモで連絡されれば終わりだったかもしれません。

ハリソン フォードと犯人達のだましあいが続きますが、犯人達の優勢のうちに、彼は警備担当者を殺し、銀行口座に侵入した張本人扱いに仕立て上げられてしまいます。犯人を逮捕することはおろか、家族はおそらく口封じのために消される可能性が高く、完敗に終わりそうな状況です。

逆転のきっかけになったのは、犬と携帯電話の写真でしたが、高性能の携帯でもモニター画面の写真から番号を読み取ることはできないような気もしました。

犯人と格闘になりましたが、高齢でおじいちゃんのハリソン君が結構強く、さすがダースベイダーを倒しただけのことはあると思いました。間違いました、倒したのはルークでした。とにかく、格闘には無理がありました。もうこの役は、誰かに譲るべきだったと思います。ブルース ウイリスなら許せますが、「ホステージ」で似たような役をやっていますし、コンピューターは苦手なようなイメージがありますので、もっと他の俳優の方が良いかも知れません。

全体の緊張感、それと画面の美しさ、細かい注意などが高いレベルで維持されていると思いました。スタッフのレベルの高さを感じました。脚本家のインタビューがDVDに載っていましたが、今回初めて採用されたそうで、次回作に期待できそうです。ただし、この脚本家の目はヤク中の芸術家みたいな気がしました。

秘書役の女優は目がきつく、私は彼女が犯人の一員で、最後に裏切りが明らかになるのかと思っていました。そんな大どんでん返しはオタク的で適切でないと判断したのかもしれません。途中の役柄から考えても無理だったようです。

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