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2007年1月27日

レジェンド オブ ゾロ

- グレート スタントマン -

あまり期待しないで見たせいか、良くできていたと感心しました。ゾロの物語だと、アラン ドロンか誰かが剣劇を見せる退屈な作品を予想してしまいましたが、スタントマンの活躍で美しい活劇になっていたと思います。「インディ ジョーンズ」シリーズのノリの作品で、冒険活劇の現代におけるスタンダードな作り方をしていると思います。

前作でヒーローとなったゾロは民衆の人気ものですが、今回は秘密結社との対決をするはめになります。なぜか彼の奥さんがヒステリーを起こして、彼は家を追い出されてしまいます。ここからしばらくはだらしない生活が目立ちます。

ヒーローも一人身では生活が乱れがちになる傾向はあります。ヒーローでない私も家内が実家に帰ると、風呂に入るのも面倒になります。やはり奥さんは大事にしなければならないと再認識しました。しかし、私は食事に関してはかえって健康的になります。家では子供たちが野菜を食べてくれないために家内もやる気をなくして、次第に野菜料理が少なくなってきたのですが、自炊すると雑炊みたいなものばかり食べますから、体調が良くなります。私は食事に関してはヒーローにも負けないかも知れません。

彼の奥さんは、なぜかフランスからやってきた伯爵と仲良しになっていて、ゾロはしつこく彼女の周りを詮索します。未練たらしくて、情けない姿です。伯爵とポロ対決をしますが、あっさり負けてしまいます。やはり食事に注意していなかったからでしょうか?

秘密結社の存在に気がつき、屋敷や列車で激しい格闘をしますが、この列車の映像の説明がメイキングビデオに出ていました。精巧なミニチュアや、CG合成などを組み合わされていて、感心するほどでした。スピルバーグの周りには様々なアイディアマン、オタク的な職人がいるらしく、指示すれば自動的に映像が出てくるかのごとくできてしまうようです。

しかし、秘密結社のくせに箱に自分達のマークをつけるのはおかしくないでしょうか?

列車の上で馬が前足を上げるシーンは、さすがに無理がありました。

主演のアントニオ バンデラス、キャスリン ゼタ ジョーンズとも魅力的でした。バンデラスの役柄は、「スパイ キッズ」のままでしたが、コミカルでかっこいい演技がうまくできていました。

しかし、何といってもスタントマンの凄さが目立ちました。屋根の上を走って悪人を追うシーンは一歩間違えれば死人が出るはずの激しさですが、よく計算された構成でうまくつないでありました。吹っ飛ばされた悪人は入院しなくて良かったのかと心配になるほどでした。トランポリンを使って飛んで、ころがりながら着地していましたが、もと体操選手やサーカス団員でないと撮りなおしに耐えられないだろうと思いました。

実写にこだわったスタントの活躍と合成映像の効果のバランスが良いと思いました。

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