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2007年1月26日

ライフ アクアティック

- 芸風が変わった? -

不思議な映画でした。退屈そうなボンヤリした表情のビル マーレーが初老の研究者役をやっていました。とぼけた詐欺師寸前の男で、莫大な借金をして海洋の研究をしていますが、成果が出ていないようです。いいかげんそうな男なので、研究をしているのかすら怪しい気がします。

共同研究者で、こちらはマトモに近い男がいましたが、あっさり死んでしまいます。残った博士は、見たところ知識もいい加減で、人徳もゼロ、本当に研究をしようと考えているのか、だまそうとしているのか分りません。

成果を上げて、資金を集めて儲かっている研究者もいて、大掛かりな施設を作っています。ところが、この設備を平気で盗んだりしています。

海賊に襲われてしまいますが、無茶な行動が幸いしたためか、なぜか開放されます。勇気があると言えば言えますが、見た感じはバカなために状況が分っていないだけのような気もしました。

スタッフ達と会話をしているのですが、会話のピントがずれていて、何が問題で、何をどう話していいのか分らないまま皆で深海に行くことになります。やめりゃいいのに。もともとの英語は聞いていても抽象的で理解できませんでしたが、日本語訳も難解で、もしかすると訳がうまくできないような会話だったのではないでしょうか?

深海では思いがけないほど美しい映像が見れました。

また、ラストで少年とビル マーレーが歩くシーンは、悪くない雰囲気でした。

この映画の会話は、最近ビル マーレーが主演した映画では共通の、無表情で話をするシーンが多くて、日本人には少々つかみにくい面白さだったような気がします。少なくとも爆笑することは難しいと思いました。ゴースト バスターズのころはテレビタレントのにおいがするドタバタ的な動作も多かったのですが、会話のくだらなさが面白いという芸風の場合は、会話が分らないと魅力も半減します。

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