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2007年1月13日

姿 三四郎

- 最もうけたのは?   -

この映画は黒澤監督特集の上映会で見ましたが、観客が最も喜んだのはラストに蒸気機関車が走るシーンでした。とにかく本当によく見つけてきたと感心するほど古い機関車で、日本史の教科書の写真で、「日本で最初に走った機関車」と紹介されそうな形をしていて、壊れやしないか心配になるくらいで、それがおかしくて皆笑っていました。

三四郎は柔術の道を極めるために修行していましたが、敵もいます。まず、その道の大家で、この人物とは大会で戦うことになります。そして何たる偶然か、この武道家の娘はカワイ子ちゃんで、三四郎と恋仲になってしまいます。娘と柔の道の狭間で三四郎は苦しみますが、私達にはこれがうけます。

もう一人の敵がいますが、こいつは本当の悪役で、三四郎より強そうです。彼とは草原で、激しい風が吹く中で対決します。

三四郎はテレビやマンガで繰り返し見ていましたから、あらすじは知っていました。私にとって一番印象があるのは、確か桜木健一が主演したときの悪役の沖雅也でした。どう見ても主役より強そうでした。空手の使い手という設定だったと思いますが、当時は「アチョー!」などという言葉は叫んだりしませんでしたから、無言で相手をぶん殴り、クビをしめていました。まさか、彼が急死するなんて思いもしませんでした。

三四郎は二枚目ではありませんでした。おそらく戦中戦後の食料事情のためか、明らかに栄養不足で全然強そうに見えませんでした。今のK-1戦士たちのような筋肉がないばかりか、ドン臭くて生き方も不器用な感じがする人物でした。二枚目では親近感が持てません。ただし、あまりにドン臭いため、今の若い人達が見るとバカにしてしまって感動してくれないだろうと思います。

子供達にも同様でしょう。やはり、ドラゴンボールの孫悟空のように変身するか、必殺のカメハメ波くらいは出さないと興味を持ってくれないと思います。

それにしてもドラゴンボールは息の長いアニメです。最初はアラレちゃんほどは受けないだろうと思っていましたが、途中で神様や兄弟が出てきて、神様より強い戦士が現れてくるという、教会関係者が暴動を起こしそうな設定にまで走って、どんどんスケールが大きくなってます。最近は完全にゲームの商品とタイアップしているみたいです。関係ない話でしたが。

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