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2006年12月19日

ゲット ショーティー

- Bee Cool よりクール  -

この作品はクールでした。クールですけど、子供が見れる作品です。暴力もあるのですが、それすらクールに扱われているので、陰惨ではありません。恋人と今見ても、たぶん良い雰囲気になるのではないかと思います。

続編のBee Coolは、黒人の俳優にユーモアが感じられてクールさが薄れていますが、この作品の黒人の悪役は本当にクールで、笑う場面もほとんどありません。凄みがあって、頭の切れも良く、主演のトラボルタと頭脳戦を展開します。脇役達も大物俳優がたくさん出ていましたので、非常に魅力がありました。例えばジーン ハックマンが結構ひどい目にあっていましたが、彼ほどの大物が簡単に殴られて眼の周りにクマを作っていたら、それだけでも笑えます。

主演のトラボルタは、クールで笑顔を絶やさない、スマートなワルを演じていました。チリ パーマというキャラクターは、誰が考えたか知りませんが素晴らしいと思います。現在、トラボルタ以上にこの役をクールにおかしく演じられる役者は思いつきません。

レネ ロッソは色っぽい女優で、この映画には最適だったと思います。ユマ サーマンが続編のヒロインでしたが、キャラクター的には作品に合っていない感じがしました。色っぽくて、そして結構あくどいような雰囲気があったほうがクールだと思います。

コロンビアの麻薬組織のボスは、マフィアか刑事役でよく出てくる専門家みたいな役者ですが、本当に麻薬王の雰囲気があります。いっぽう、その甥っ子のチンピラはオーバーな表情で、それがまた笑わせる効果があって適度に作品を盛り上げていました。

名画とは言えませんが、よく計算された非常に面白い作品でした。

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