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2006年12月 1日

スターウォーズ(シスの復讐)

- 剣劇を学ぶべし -

スターウォーズシリーズすべてについて言えますが、見る人を選ばない作品です。どなたといっしょに見ても良い映画だと思います。恋人と見てこの作品がどうかという予想は、私にはちょっと難しいですが、今後初めてスターウォーズを知るような若い世代の人は、評判ほど感動しないな~という印象を持つかも知れません。CGも見飽きたぜい、という世代では「まあまあ面白くはあったね。」程度の印象に止まることもありえます。

シリーズの最初は最も単純なサクセスストーリーでしたので、見た後に爽快感がありました。このシリーズ最終作は悲劇ですので、それは望めません。見ものはCG映像の見事さと、戦いのシーン、人間模様ということになりますが、私には傑作といえるほどの強烈な印象はありませんでした。たぶん作品のでき具合よりも、要するに悲劇だからというのが理由だと思います。ラストシーンを、できれば誰でも希望がわくような場面にして欲しかったと思いました。

ダースベイダーがどのように誕生するのかには興味がありました。皇帝との戦いに敗れて脳を手術されるのかと想像していましたが、私の予想とは違っていたようです。この作品のストーリーから考えると、ダース ベイダーは別に皇帝に忠誠を誓う必要はないような気もします。治療してもらったらハイサヨナラでトンズラこくのも可能だと思います。絶対に逆らえないという、何かが不足していなかったでしょうか。

皇帝の顔がなぜ不気味なのかも疑問に思っていましたが、このシリーズを最初に作る時に考えたストーリーによるとしたら、すごいことです。シリーズの1~2作の段階では、ただ不気味さを出すために醜くしているのだろうと私は思っていました。やがて評議会議長が黒幕らしいという情報が流れてくるに連れ、突然変身したらおかしいんじゃないかと考えたのですが、ちゃんと変化するシーンを予定していたのでしょう。ルーカス監督のイマジネーションには驚きます。

戦闘シーンは見事でした。最初の空中戦、巨大戦艦が傾いた時に人や物が落ちていく迫力ある映像などはスリルがありました。細かなアイディアの連続で、スピード感あふれる映像でした。ヨーダがすばやい動きの戦いをするのも面白いと思いました。

そのいっぽうで人間同士の剣劇の迫力には改善の余地があると思います。日本映画や香港系の映画のうまさと比べれば、学芸会のレベルです。見るに耐えうるのは、「ファントム メナス」の悪役の剣だけではないかと思います。ライトセイバーの軽さが理由かもしれません。もう少し重ければ人間の体の動き方にも影響が出ますから、迫力も出るのではないでしょうか。

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