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2006年12月24日

ナッティ プロフェッサー

- 演じることに徹するべき  -

ナッティ プロフェッサーはエディ マーフィーの一人芝居が冴えた作品でしたが、メイクの技術も相当なもので、一人十何役をこなせるのはエディ マーフィーだけの力ではないと思います。

それにしても何役もこなすのは、皆がやってみたいことなのでしょうか? 確か、「メリー ポピンズ」でもディック バン ダイクが3~4役をこなしていました。それを映画の終わりに種明かしすると皆が驚く効果は確かにありますが、それだけです。役者を増やして互いの個性をぶつけさせたほうが、画面の構成ひとつをとっても、やりやすいのではないかと思います。

あんまり一人芝居をやりすぎた場合、少しでも面白さが欠けると一気にシラけてしまいます。この作品では、私は面白く感じましたが、スルドイ人はいくらなんでも演技がオーバーすぎると感じたかも知れません。

ストーリーとしては際立ってよく構成されていたのか分りません。作品の基本的コンセプトからエディ マーフィーの意見が入っているのでしょうか? 私の印象では、彼は命じられた基本的な役柄をオーバーにアドリブでやらせると良い演技をするタイプで、自分の考えで役柄を決めると観客がひいてしまうタイプの役者ではないかと想像します。会ったこともないので確信は持てませんが。

黒人の優れたアーティストは、ミュージシャンを例にとっても、そのような傾向があります。プロデューサーはユダヤ系かなにかでないと、黒人はすぐ自分を神と間違えてしまうのか、とっぴな作品を作ってしまいます。インスピレーションに従って、まわりを見ないような感じでしょうか?  

とにかく、この映画のコンセプトで続編を作るのは、私なら止めたいと考えます。続編でもよく演じてはいましたが、一人芝居で続編をやるのは冒険だったと思います。

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