映画評

  • 当劇場は劇場主のための映画館です。訪問者を期待しておりません。内容の客観性、正確性は保障できません。でも、真摯な批評を目指します。

劇場主

  • 乙女座 AB型 どの占いでも最悪の運勢 内科クリニックやってます。

Conflict of Interest

  • 特にありません。

おことわり

  • 当劇場は誹謗中傷を目的としておりません。もし権利を侵害されたと感じられた方は、申し訳ありませんが管理会社や公的機関に御相談ください。

« スターウォーズ(ジェダイの復讐) | トップページ | スターウォーズ(帝国の逆襲) »

2006年12月 4日

スターウォーズ(ファントム メナス)

- ジャージャー以外はOK  -

この作品は、シリーズの中で新しい展開を測っておりますので、前3作と比べて、CGの比重、登場人物などが相当違っていました。別なシリーズと言えるほどだと思います。

子供たちは結構楽しんでくれましたが、私達がスターウォーズ第1作を見た時のような強い感動はなかったようで、「ああ、結構面白いね~。」という程度の喜び方でした。恋人と見るときは、ある意味で完全なオタク映画で、幼稚な内容ですからバカにされないかどうか考えてから見たほうが良いと思います。また、恋の進展に特別良い影響は期待できないような気もします。

映像の美しさ、CG画像の技術の進歩には驚きました。お城の周りや、戦いの場である草原の美しさ、細やかな映像は相当時間をかけて作られたものだと思います。細かく見ていくときりがないくらい小さな物にまで微細に描かれていて、たぶんオタクの人達は何をチェックしたかを競争しているのではないかと想像できるほどです。

見どころはまず景色と、ポッドレースです。悪役の変な歩き方をする生物のアイディアも秀逸ですが、レース展開もよくできていました。迫力については土煙がない分だけ地上のレースより劣っていたかもしれません。

悪役の歌舞伎役者のような怪人は、これまた素晴らしいキャラクターでした。この作品以外でも登場して欲しかったと思います。ジャージャーピンクスは失敗だったと思いますので、替わりに怪人のシーンをもっと増やしてもらえば迫力がアップしたのに残念でした。剣劇としては、この怪人の剣さばきがシリーズ中の最高レベルだったと思います。オビ ワンごときにやられてはいけません。

ジャージャーのような笑わせるためのキャラクターの難しさが、この映画で分りました。いったんウケれば、作品の面白さが増しますが、ウケが足りないと観客を退屈させてしまいます。万人が面白いと考えるのは、R2D2のような機械か、今回の怪人のような特異なメーキャップのキャラクターしかないような気がします。たとえどんなに話し方が面白く、動作に工夫をこらしても、万人が愛らしいとは感じてくれませんから、生身の生物であるジャージャーには、ちょっと荷が重い役割だったのかと考えます。単純な原則を言えば、愛らしくするためには、顔が丸くないとダメです。人間の脳にはそのようにインプットされています。

« スターウォーズ(ジェダイの復讐) | トップページ | スターウォーズ(帝国の逆襲) »