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2006年12月18日

Bee Cool

- 米国版クール   -

この作品は意外に話題にのぼらなかったようですが、なかなか面白く、クールな作品です。殺人のシーンがありますので、子供には良くないかも知れませんが、友人や恋人といっしょに見ると、きっと面白いと感じてくれるはずだと思います。

公開前に、インターネット上には凝った作りのホームページが作られましたが、他の映画の予告編でも見たことありませんので、地方ではあまり上映されなかったのかも知れません。少なくとも大ヒットしたような話は聞いていません。

この作品は「ゲット ショーティー」の続編の形をとっていますが、ヒロインがレネ ロッソからユマ サーマンに変って、脇役達も総入れ替えに近く、主演のチリ パーマーが同じだけの、全く新たな作品だと言えます。主人公のチリのキャラクターは傑作だと思います。タフで度胸満点、頭の回転も良い、実に魅力的な存在です。映画でないと会えないようなキャラです。これをトラボルタがうまく演じています。

トラボルタと ユマが再度共演しましたので、「パルプ フィクション」の再現のような意味で、少し抑え目のダンスシーンがありました。特別良かったとは思いませんでした。 ユマのキャラクターが、今回はマトモな女性役で、エキセントリックだった前回と違っていたからかもしれません。彼女もすぐ銃をぶっ放す恐ろしい女だったら面白かったのにと考えました。

また、黒人のギャング役も優しすぎたような気がします。まともじゃないけどタフというようなキャラクターの方が何をするか分らない怖さが出て、盛り上がったのではないでしょうか。でも、そんなキャラクターは今までの定番でしたので、違ったパターンを狙ったの知れません。

おかしいのは、自分で続編に出ていながら、続編を作るなんてつまらないと主人公が話していることです。この作品は、そのようなギャグめいたシーンがたくさんありました。トム ハンクスやニコール キッドマンの映画の看板にも工夫がしてあって笑わせました。前作よりも少し客受けを狙って、やや黒人向けの内容だったような気がします。

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