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2006年11月 7日

ソード フィッシュ

- 極悪、冷酷だけど正義らしい -

主演 ジョン トラボルタ 、ヒュー ジャックマン

この作品は、想像していたよりもよくできた作品で、傑作と言えるかもしれません。子供には、あまり好ましくないと思います。冷酷な悪人が主演で、しかも悪を正当化してしまってます。恋人といっしょに見るのは悪くはないと思います。恋に何か良い効果があるとは思えませんが、ドキドキして楽しめるだろうと思います。たぶん、一人で見るのが一番あってる作品のような気もします。

コンピューター技師のジャックマンにトラボルタの使いがやってきて、様々な手段を使ってワナをかけます。銀行強盗に協力させられる破目になりますが、何とか阻止しようとジャックマンのほうも色々と工夫します。警察と対峙することになり、とんでもない爆発の後、ヘリを使った大掛かりな逃走劇になります。ジャックマンとトラボルタは互いに駆引きしますから、どちらが最後に勝つのか分らなくなります。そこが、この作品を面白くしています。筋が分ってしまうとワクワク度が落ちますもん。

冒頭の銀行強盗の緊迫、テロリストとの戦い、コンピューターの開発の歴史、警察とのかけひき、主演二人の心理ゲーム、逃走中のアクション、セクシーさと残酷な死など、様々な要素をうまく盛り込んでいます。まず、このコンセプトと言うかアイディアが素晴らしいと思います。米国中枢部は、ウォーターゲートやコントラ事件報道を見ると、ほとんどギャングと変らない連中の集まりのようです。あのような事件が、この作品のアイディアのもとになっているのかも知れません。

ヒュー ジャックマンもトラボルタも、いい味を出してました。特にトラボルタがやった役は、迫力と頭のキレをイメージさせないといけませんから、小柄な俳優ではダメで、しかも体力勝負ではない雰囲気を出せる人でないといけません。例えば、悪役としてよく出てくるゲイリー オールドマンや若い頃のロバート デニーロでは、体力的にちょっと違和感があります。 似たような役では、ナショナル トレジャーの悪役ショーン ビーンなどを思い出しますが、冷酷さをイメージさせにくいような気がします。難しい役です。

トラボルタの手下役のハル ベリーのおっぱいは垂れていました。白人のグラマー女優がいっぱいいますから、そっちの方がもっと良かったかもしれません。私は天地神明に誓って、おっぱいが垂れていても興ざめしたりはしませんが、実は少し、わずかに、かすかにガッカリしました。ほんの少しだけです。

このビデオを買ったり借りたりした時点で、あなたは既に米国の内情を知ったテロリスト候補として諜報部にリストアップされています。間違いありません。

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