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2006年11月30日

スターウォーズ(新たなる希望)

- 金字塔! -

監督 ジョージ ルーカス

この映画はインパクトがありました。公開の半年くらい前に、アメリカで評判の映画ができたといううわさを聞きましたが、どうせ特撮の子供映画だろう、俺は名画を見るんだもんとタカをくくっていました。実際に見たときは、子供映画という作り方ではない、ぜひもう一度見たいと感じました。世界中で、何十回も繰り返して見た人がたくさんいたようです。

見る人を選ばない作品だと思います。子供、恋人、家族、友人、誰とでも見れます。それまでのSF映画は、こだわりすぎて難解になったり、幼稚すぎたりしていましたが、この作品は戦闘シーンにコンピューターによる技術が導入された結果、特撮のレベルが上がりました。この映画をきっかけに、技術の重要性が再認識されて、CG中心に映画が作られるようになったと思います。

何の世界でも言えますが、こだわりすぎて物事が沈滞した時にブレークスルーさせるためには、新しい技術で単純に魅了することが良いと思います。CG映画が沈滞したら、次はいったい何でしょうか?

俳優では、ハリソン フォードがスターの座に着くことが出来ましたが、その他はメジャーにはなれなかったようです。ハリソン フォードも、この作品では特別に魅力的だとは感じませんでしたが、イメージは皆に強くインプットされましたので、この作品がこければ彼は大工を続けるしかなかったのに、生活が一変してしまったようです。

俳優よりも特撮が魅力的でした。最近のバージョンは新しく怪物を加えたりして、公開当時よりも細かく改善されています。見るたびに細かな発見がありますが、あんまり画面の細部に注意していると、オタクになってしまいます。最近のCG映画と比べると、さすがに技術的には未熟な感じもしますが、まだ結構楽しめます。

宇宙船の巨大さ細かさの表現、その際のカメラワークが画期的でした。また、空中を走る車や光線剣は昔ながらの特撮ですが、他の技術と組み合わせることで驚きを連続させる効果がありました。退屈させたら、この手の映画はダメです。

物語としても最後にバンザイを叫びたくなる作り方で、良く出来ていました。今見ると、マーク ハミルの頼りなさそうな雰囲気が、「こいつ本当に成功すんのかよ?」という不安感を呼んでいたのかもしれないと感じます。話が単純であることは成功の秘訣だったと思います。戦闘の勝利、若者の成長、冒険への出発、恋人との出会いなどの要素が盛り込まれていますから、どの意味でもサクセスを予感させる話でした。

戦闘機の中のゆれ方は、いまだに外でスタッフが揺すっているという印象がしますが、これもやがては改善されていくのでしょう。

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