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2006年11月13日

ティアーズ オブ ザ サン

- おっぱいフェチ2号 -

主演 ブルース ウィリス、モニカ ベルッチ

この作品は子供には見せられません。殺人、レイプ、民族浄化などの場面が陰惨すぎると思います。恋人とも、あえてみるべき作品とは思えません。誰と見たらよいのか、どのような対象を観客として設定したのか、なかなか分りませんでしたが、やっと気がつきました。

内戦に突入したナイジェリアが舞台です。特殊部隊のブルース ウイリスに、危険地帯に住む米国国籍を持つ女医の救出が命じられます。ところが、この医師と住民を連れてジャングルを逃げまわるはめになり、追ってくる反乱軍と激しい戦闘を繰り返しながら、国境を目指すというストーリーです。

ブルース ウイリスの部下達の演技は見事でした。ちょっとしか見せ場がないのにもかかわらず。各々が適度に個性を見せながら懸命に戦う姿は他の戦争ものの作品よりも迫力を感じました。ブルース ウイリスは彼らに比べると体力的に劣るので、本当なら真っ先に死んでいないとおかしいかも知れないと思ったくらいです。

舞台が内戦ですので、場面が陰惨でした。ベトナム戦争を扱った映画をたくさん見ましたが、この作品のほうがサディスティックな場面が多かったように思います。観客の気持ちを考えて、もっとぼかして表現しても恐怖感は出せたのではないかと思いました。人道的に行動すると、たぶん実際には極めて危険な状況になりやすく、自分が兵隊なら正直言ってこんな行動はとれないだろうと思います。

女医役のモニカ ベルッチが逃げる時に、まったく不自然に何度となくおっぱいを揺らしながら走らされていました。観客へのサービスでしょうが、恐怖感を訴えたいのかエロティシズムを表現したいのか、私には理解できませんでした。個人的には揺れていただいたほうが嬉しいのですが、「何でこんな場面で?」というのが率直な感想でした。

また、リンチされた現地人の妊婦のおっぱいが、無残に切り取られている場面が描かれていました。もちろん血まみれです。とてもじゃないですけど、子供には見せられません。あのセンスは理解できません。監督は常軌を逸したオッパイフェチに違いありません。

最初に述べたように、この作品のねらう観客は分りにくいのですが、ベルッチのおっぱいが解き明かしてくれました。コンセプトは真面目で、戦闘シーンや脇役の演技も素晴らしいのですが、作品全体としてのバランスに問題があったのかも知れません。

 

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