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2006年11月18日

ツインズ

いい映画でした。アイディアだけと言ってしまえばそれまでですが、見た後にも何か幸せな感じになれる楽しい作品でした。子供といっしょ、恋人といっしょでも、あまり変わりなく楽しめる映画だと思います。

あらすじは簡単で、ある研究所で優れた人間を作ろうという実験をした結果、姿も能力も優れた弟と、その反対の兄が生まれてしまい、弟だけが英才教育を受け、兄はほったらかしにされます。数十年後、母親の存在を知った弟が、兄と二人で母親を訪ねる物語です。そのストーリーに加えて、殺し屋に狙われるという話と、二人組みの女性達と知り合うという話も織り込まれて、話の中心がそれない程度に場面が流れていくので楽しめます。

ストーリーの展開の仕方がプロの仕事という感じでした。話題の中心から大きくずれないように、適度にエピソードを織り込む手腕には手慣れたセンスを感じました。これが意外にうまくいっていない作品が多いように思います。何かを表現することに熱中してしまって、話の中心を喰ってしまう作品のほうが多いくらいです。

話が少し間延びするようなところもありましたが、ギャグ満載で爆笑の連続を狙う作品ではないので、かえってのんびりした雰囲気を出せたのかもしれません。ひいきのしすぎでしょうか?

シュワルツネッガーの役は、見た目が良さそうな俳優なら誰でも良かったのかも知れませんが、アンバランスさを際立たせる効果は彼が一番だったかもしれません。ダニー デビートの情けないけど結構あくどい顔は、この作品は彼を念頭に作られたのではないかと思うほどに合っていました。配役とアイディアだけで、この作品の成功はかなり決まっていたうえに、演出も良く、もちろん大ヒットを狙うようなテーマの作品ではありませんが、出来が非常に良い作品だと思います。

ついでですが、シュワルツネガーの奥さんになる役の女優はやさしそうな良い娘ですが、「ザ エージェント」で、トム クルーズをぶちのめすキツイ女優ではないかと思います。全然役柄が違うので、私の間違いかもしれません。しかも、確かトラボルタの奥さんではなかったか?(現在はどうか知りませんが) ハリウッドも狭い世界なのかも知れません。

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