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2006年10月30日

腰抜け二挺拳銃

- 底抜けに面白い腰抜け -

主演 ボブ ホープ

この作品は純粋なコメディですから、子供から大人まで、家族や恋人といっしょでも必ず楽しめると思います。

ドジでそそっかしい男が主人公です。顔つきからしておかしいボブ ホープが、この男を演じます。本人は一生懸命やっても、動作がぎこちなく不器用な感じがよく出ています。凄腕のガンマンと勘違いされて密売業者退治の仕事をすることになりますが、本当の凄腕は別にいます。でも、ドジが幸いしてインディアンにつかまっても撃ちあいになっても助かってしまい、偶然ながら結構活躍してしまうところが笑わせます。お色気ムンムンのジェーン ラッセルと旅をするのですが、あまりにドジなので本当のロマンスが成立するのは難しいような気がします。ドジと凄腕の差が、また笑わせます。

主演のボブ ホープは、最近ではほとんど話題になることもありません。同じ喜劇俳優でもチャップリンのように繰り返し衛星放送で特集されるわけではなく、やはり何かが違います。文明批評や哀感などを盛り込むかどうかの違いでしょうか。私は内容のないスラップスティックコメディももっと評価されて良いように思えますが、、、。ボブ ホープはタカ派で相当に政治的な活動をした人らしく、ただのおバカなドジではないようですが、チャップリンとはこのへんの立場も違っていたようです。

ジェーン ラッセルは、ミュージカルでも活躍した女優ですが、マリリン モンローと共演しても水着になるのは彼女だけで、これから考えても彼女よりスタイルが良いことが証明されたといえるほどスタイル抜群です。ハワード ヒューズの伝記にも登場していますが、彼が感動したというのも分る気がします。出演作で胸がすごすぎて訴訟になったといううわさもあります。この作品でもお色気とド迫力を振りまいていますが、それがドジのボブ ホープと対照的です。いいアイディアだと思います。

腰抜けシリーズがあるそうですが、私は残念ながら他の作品を見ていません。公開当時はどれも相当な話題だったそうですが、今はボブ ホープ? Who? という時代なので、私の住む熊本のレンタル屋には置いてありません。都内の大きなビデオ屋にはあるかもしれません。往年の映画ファンに聞いて、評価が高いならネットででも購入してみられてはいかがでしょうか。値段が5000円と書いてありましたが。

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