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2006年10月 1日

天国から来たチャンピオン(1978)

 
監督 主演 ウォーレン ビーティー  

 

この作品も随分古くなって話題にのぼることも少ないが、埋もれてしまったわけじゃないようで、先日衛星放送で放映されていた。歴史に残るほどの名作とは言えないが、結構な佳作だと思う。公開当時、暇だった劇場主は、映画館で何度も観た。  

子供や恋人といっしょに見ても、それなりに楽しめるだろうと思う。感動の大メロドラマ、あるいは抱腹絶倒の喜劇ではない。ほんのりと雰囲気がいいので、見た後に幸せな感じが味わえる、そんな作品。  

 

 
オリジナル版があったらしく、ボクシングを題材に数十年前に作られている。この作品では人気の関係もあるのか、アメフトの選手を使っている。この作品の後にも、同じ原作から舞台化もされているはず。どれもスポーツ選手が死んでしまうが、別な体を使って生きることを神様から許される話。
 

主演のウォーレン ビーティーは、おそらく相当なワンマンではないかと思う。この作品は、彼が主演するには体力的に無理が感じられる。でも、強引にやっている。細かい部分の作り方が雑な感じもする。でも、今作品の制作者であり、また元々ミスター・ハリウッドとでも言うべき人だから、許されたんでしょう。  

 

音楽はすばらしいし、共演者もいい人ぞろいなので、作品としての出来は上物です。恋人だったジュリー・クリスティーが相手役を演じてるのだから、つくづくワンマンでよう。CGなどない時代の映画んおで、今見るともっと効果的な表現法があるんじゃないかと思えるが、古き良き時代の作り方を楽しんでもいいのではないかと思える。
 
 
共演者で特におかしいのは、天使役、殺人犯役の男女2人と、主人公のコーチ役。それぞれの考え方でドタバタ頑張る姿が笑わせる。そのほか、執事役、刑事役もいい味を出している。
 
 
画面全体にフィルターをかけて、明るくほのぼのした雰囲気を出しているように思える。屋外のシーンでは、とことん明るい日を選んで撮影しているし、室内の撮影でも照明が明るく、明るさが非常に効果的に使われているように感じる。それで幸せな感覚が生まれている。そして繰り返すが、音楽も最高だ。(2017.05.25改編)  

 

 

 

 

 

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