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2006年10月 1日

天国から来たチャンピオン

監督 主演 ウォーレン ビーティー
  この作品は随分古くなって話題にのぼることも少ないのですが、結構な名作だと思います。子供や恋人といっしょに見ても、それなりに楽しめるでしょう。 感動の大メロドラマでも抱腹絶倒の喜劇でもありませんが、雰囲気がいいので見た後に幸せな感じが味わえる作品です。
   原作はボクシングを題材に数十年前に作られていますが、この作品ではアメリカン フットボールの選手を使っています。この作品の後にも、同じ原作から舞台化もされていると思います。スポーツ選手が死んでしまうのですが、別な体を使って生きることを神様から許される話です。ところが選んだのは殺されるはずだった人の体なので、犯人とドタバタ劇が起こります。
主演のウォーレン ビーティーは、おそらく相当なワンマンだと思います。この作品は、彼が主演するには体力的に無理がありますが、強引にやってます。細かいところは作り方が雑な感じもします。でも、ミスターハリウッドとでも言うべき人ですから、音楽はすばらしいし、共演者もいい人ぞろいなので、作品としての出来は上物です。恋人のジュリー クリスティーが相手役を演じてますから、つくづくワンマンです。CGなどない時代の映画ですから、今見るともっと効果的な表現法があるんじゃないかと思えますが、古き良き時代の作り方を楽しんでもいいのではないでしょうか。
共演者で特におかしいのは、天使役、殺人犯役の男女2人、主人公のコーチ役です。それぞれの考え方でドタバタ頑張る姿が笑わせます。そのほか、執事役、刑事役もいい味を出しています。
画面全体にフィルターをかけて、明るくほのぼのした雰囲気を出しているようです。屋外のシーンでは、とことん明るい日を選んで撮影していますし、室内の撮影でも照明が非常に効果的に使われているように感じました。繰り返しますが、音楽も最高です。

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