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2006年10月28日

ナルニア国物語

- CG技術は見事 -

この作品は、子供達だけなら楽しめるかもしれませんが、小学校も高学年になるともう退屈するような気がします。恋人と見て、笑ったり感動したりして見せると「バカじゃないの、こいつ」と思われるので、見ないほうが良いでしょう。でも、CGオタクの人が感動するほど美しいCG映像が見られます。

原作は1950年頃に書かれているそうですが、おそらく文章がすばらしいために人気があるのだと思います。あらすじは、他のファンタジーと大きな違いがあるようには思えません。第2次大戦のために疎開した4人兄弟姉妹が、魔法で支配された世界に迷い込み、動物達とともに戦う物語です。もともとはシリーズらしく、この映画は第一章のみをとりあげていますが、私は第二章を見たくはなくなりました。

監督のアンドリュー アダムソンは、シュレックを監督したそうですが、シュレックのように自由なストーリーを作れれば面白いのでしょうが、この作品は原作がありますから展開のしようがなかったのでしょう。せめて、長兄をもっと力強い年齢に引き上げるとか、長女のキャラクターを大きく変えるとかしないと、兄弟の性格で話が盛り上がるようなところが望めません。末っ子の妹は目立っていました。

ディズニーは、スタッフをそろえて綿密に映画制作をしているはずですが、時々あきらかなに失敗しています。戦闘シーンは天気の良い日ではだめでしょう。例えば、嵐の中で魔女が氷の槍をバンバン降らせるくらいの怖い映像にしないと景色が美しすぎて戦いの迫力が出ません。魔女に剣を持たせると、きゃしゃな女優なので不自然だと思います。それよりも、もっぱら恐ろしい魔法を使って欲しかったと思います。

79年にアニメが作られているそうです。そう言えばビデオ屋さんで見かけたような気がします。おそらく、そちらのほうが面白いのではないかと思います。この作品は、とにかくCGだけは見事です。

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