映画評

  • 当劇場は劇場主のための映画館です。訪問者を期待しておりません。内容の客観性、正確性は保障できません。でも、真摯な批評を目指します。

劇場主

  • 乙女座 AB型 どの占いでも最悪の運勢 内科クリニックやってます。

Conflict of Interest

  • 特にありません。

おことわり

  • 当劇場は誹謗中傷を目的としておりません。もし権利を侵害されたと感じられた方は、申し訳ありませんが管理会社や公的機関に御相談ください。

« イレイザー(1996) | トップページ | 恋に落ちたシェークスピア(1998) »

2006年10月 7日

皇帝ペンギン(2005)

監督 リュック・ジャケ(仏)

 

 

 

 

この作品は子供に見せなきゃと思ってDVDを借りて来た記憶がある。昔は「野生の王国」など、かなり教育色の強い娯楽番組があったが、今は劇場主の家に帰る時間の関係か、子供といっしょに観れる動物関係の番組が少ない。ペットの番組はあるが、あれは系統が違う。そこで、この作品を借りたのだ。

 

 

子供達だけで鑑賞してもらった。劇場主が洗濯や片付けを済ませてから、「どうだった?」と聞くと、「つまんなくて途中で見るのやめた。」だそうです。そんなもんでしょう。でも本来は、この作品は家族いっしょ、恋人といっしょに見ても良い作品だし、それを狙っていると思う。基本が家族のための作品と考える。

 

 

 

 

子供につまらなくなった理由を考えてみた。まず、観客うけをもっと露骨にねらう姿勢が足りなかったのでは?という点は感じる。例えば、抑揚のない声だけのナレーションをやめて、声優に人気のアイドルなどを使い、「は~い、えさだピョン。」とか、「〇〇子リン寒いから、ハグハグするこりん。」などと、脳みそが足りなさそうな下らない会話をさせれば、子供はもう少し耐えることが出来たかもしれない。品性を損なうなどとバカにせず、営業努力として試みるべきだったのでは?

 

 

 

もしくは、海から上がってくる時は「ポヨヨーン」、「ピヨ-ン」などの擬態音を派手に付けるなどはいかが?5分しかもたなかった子供を10~15分くらいは座らせることができたかも知れないのだ。擬態音はふざけていると感じる人も多いだろう。微妙なレベルで、不快に感じる人が少ない程度に、遠慮がちにやれば良いと思う。

 

 

 

映画全体の長さを大胆に短くして10分で終わらせれば、この映画に多大な労力を賭けて寒い中を必死の思いで撮影したクルーには悪いが、終わりまで見てくれるという効果は期待できる。観てくれなきゃ、努力の意味も限定されるのだ、しかたない。

 

 

 

アニメキャラクターに演技をさせて、何か解説させてはどうか? 「アイスエイジ」の冒頭に出てくるネズミのようなキャラクターを登場させ、思い切りドタバタさせて笑いを取ると、いわゆる‘つかみはOK!’の意味がある。この段階で、子供は30分くらいは画面を見てくれるものと見込める。いっそのこと「アイスエイジ・ペンギン版」と、勝手にタイトルを変えるというのは最も戦略性の高い方法だ。いつアニメに変わるのかを期待した子供をだまし、画面にくぎ付けにできる。でも、アニメ会社から訴えられるだろう。

 

 

 

 

あるいは営業方針を転換し、この作品を埋もれさせないために、各国の文部省、教育省に授業専用で使うように売り込むべきかと個人的に思った。(2017.06.10改編)

 

 

 

 

 

« イレイザー(1996) | トップページ | 恋に落ちたシェークスピア(1998) »