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2006年10月 2日

シン シティ(2005)

監督 ロバート ロドリゲス 

 

主演が誰か分りにくい作品。おそらく入念に練って作られた複雑なストーリーと思うが、分かりにくいことは間違いない。ミッキー・ロークが主役かと思っていたら、途中からブルース・ウイリスになり、でもポスターではジェシカ・アルバが中心だったりして訳が分からない。俳優達の力関係、ギャラの交渉の結果で決まったのか?もしくは主役は誰でもよくて、売り上げのことだけ考えていたのか?。

 

この作品は子供には絶対に勧められない。暴力、変態、殺人のオンパレードで、すがすがしいシーンがない。恋人と見るとしても、あまり良い雰囲気にはならないと思う。変態プレーの参考にはなるかも知れないが、映画の登場人物ほど人間は頑丈ではないので、同じことをしたらケガするだろう。

 

筋書きが非常にやっかいで、行き当たりばったりに作ったんじゃないのと、疑いたくなるようなストーリー。こうゆう複雑な作品は、たまに観ることがある。おそらく作り手は自分の工夫を自画自賛しながら作業しているはずだが、客観的に納得がいく作品ができることは稀だから、この構成は失敗に近い。

 

おそらくスパイダーマンがヒットした流れで、他のアメコミも次々映画化されたのであろうが、ちょっと個性的な方向に流れすぎた例ではないか?グロテスクなヒーロー達が次々出ているが、ちょっと感覚的に受け入れ難いものも多い。少なくとも劇場主の感覚ではそうだ。アメリカ人って怖いなあと思う。こんな作品が好きな連中が兵隊に混ざっていたら、捕虜達がひどい目にあうはずだ。

 

猟奇的で、わけの分らない作品だが、映像自体は迫力があってアクションもすばらしいものがある。それを見るためだけにビデオを借りてもいいのかも知れない。新作のうちは勧めません。安くなってからでいいと思う。観てスカッとするタイプのアクション映画ではなく、なぜかかえって気分が暗くなりそうな、そんな独特の雰囲気の映画。かっての暗黒街の映画に近い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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