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2006年9月30日

バックマン家の人々

監督 ロン ハワード 主演スティーブ マーチン

家族の映画として最高だと思うんですけど、この作品は子供にはちょっと見せにくい感じです。恋人と見るとエッチな爆笑シーンがあって盛り上がるでしょう。しんみりするシーンも少しあります。いろんな要素が盛り込まれた作品ですが、一貫して暖かい製作者の視点が感じられる秀作です。

この作品を知らない人が多いようですが、キアヌ リーブスも出ているので、キアヌ主演として再上映すればウケるかもしれません。ただしこの頃の彼は、変な歩き方をするバカな役柄ですから、その後ヒーローになるとは想像できません。ちなみに人類のヒーローになってからも彼の走り方だけはおかしいままです。

スティーブ マーチン演じる主人公と家族、主人公の姉と家族、弟達の家族、父親、それぞれが問題でいっぱいです。たくさんの問題があってここではとても説明できないくらい複雑なのですが、各々が笑えます。主人公は「何でこう次々問題ばかり起こるんだ。何でうまくいかないんだ。」と嘆きますが、父親やおばあちゃん達が実にいいセリフを話します。それにしても問題の数々を混乱しないように良く整理して描けたなと、それだけでも感心します。脚本家と監督、編集者などが優れていないとできないことです。監督はロン ハワードで、ダビンチ コードやコクーンも撮っています。

主演のスティーブ マーチンは、もとはテレビ出身のタレントで、チェビーチェイスなどとギャグを飛ばしていたらしいですが、リトル ショップ オブ ホラーズのサディスト歯医者役あたりから映画にたくさん出ています。彼本来の味は過激な役で出るのかもしれませんが、この作品が彼の最高傑作ではないかと私は思います。ラスト近くでの彼の喜び方は何なんでしょうか。

ちなみに私の家族も私も、この家族と似てバカな問題児ぞろいですので、この作品を見ると少し安心します。ジェットコースター(落差500メートルの)に乗っているような毎日ですが、ジェットコースター的人生もいいじゃありませんか。あきらめながら、笑いながら、楽しい人間生活を送っています。

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