映画評

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2006年9月26日

世にも不幸せな物語

監督 ブラッド シルバーリング 主演 ジム キャリー

 

 この作品は子供も大人も楽しめます。悪人はいますが、どぎついシーンはありません。殺人者がユーモラスに描かれている点を問題視する人もいるかもしれませんが、通常は問題ないと思います。

 

 タイトルには、原作者のレモニースニケットの名前が入っています。3人の子供達が火事で両親をなくし、親戚の伯爵に預けられることになりますが、この伯爵が遺産をねらっているため、子供達に次々と危険がせまります。兄弟が力を合わせて、危険をかいくぐることができるかというのが、この作品のあらすじです。

 

 悪玉を演じるのは、ジム キャリーです。メーキャップもド派手ですが、独特のオーバーアクションで気味の悪い伯爵を演じています。今回は特に演技がオーバーですが、派手であればあるほど作品の雰囲気にあっているようです。彼でないとできない顔芸が、この作品の魅力のひとつになっています。また、子供達にしかけるワナも奇想天外ですが、それに対する兄弟たちの逃れ方が面白く、これもこの映画の見どころです。

 

 この映画の色調は黒を基調にしています。最近、なぜかこれと似た色調から始まる作品が多いような気がします。お互いにまねをしているのか、もしかすると同じプロダクションが製作しているためかも知れません。製作者達を調べてみると、人気の映画のプロデューサーがそろっていました。この映画では、特にイントロなどが人形劇風で趣向をこらした感じがします。また、変な目玉のマークが話のポイントになりますが、後の方で意味が分る仕掛けになっています。このへんの「なぞかけ」も、お約束のようですが良くできています。

 

 どこかの国の古い童話に、似た話があったような気がします。ヨーロッパの童話は結構怖い内容が多いと思いますが、この作品も童話の人気シリーズを脚本化したそうです。

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