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2006年9月27日

キングコング(2005)

2005年版のキングコング。DVDで鑑賞。劇場で観る気にはなれない作品だった。

ピーター・ジャクソン監督が「ロード・オブ・ザ・リング」で有名になった頃の作品で、その技術に期待が集まって製作された似違いない。凄い資金が集まったと聞く。

 

この映画は怪獣映画だから、基本は子供に見せるための作品と思う。対象が大人なら、まずナオミ・ワッツのファン、それと特撮に興味がある人にはお勧めになるが、大金をつぎ込むべき企画か少し疑問も生じる。

 

それ以外の方は、極めて暇な時に見るべきだろうと個人的には思う。おそらく正しい見方は、リモコン片手に、ナオミ・ワッツが見たい人は彼女が登場している場面だけを見る、スケベなやつは彼女の服が濡れて体にピッチリついた場面だけを見る、特撮が好きな人はコングが暴れる場面だけを見るというやり方。

 

女性の方が仲間といっしょに見ると、たぶん後悔する作品だろう。企画の段階でどのような狙い、観客のターゲットを考えていたのか、洞察力がどうだったのか、少なくとも劇場主が理解できない流れだったようだ。

 

この作品のCG技術は相当に凄かった。年々すごい技術を見ることができるが、この時は動きがますます自然になって、実写とCGを見分けることができないと感じた。

 

 さらに技術が進むと、おそらくコングをゆっくり動かさせて重量感が表現できるようになったろうが、今作ではちょっと早すぎて軽い印象を受けた。でも良く撮れているので、恐竜と闘うシーンや街中で自動車をふっとばす場面を見るだけでも価値はあると考える。

 

 ロード オブ ザ リングのスタッフが作り、演じているそうですが、映画が長い点も共通している。内容から考えて、短くすべきだ。 

 

 主演のナオミ ワッツは苦労人らしい。似たような映画に出ていたシャーリーズ・セロンとは少し雰囲気が違い、サスペンスものや家族の物語で味が出る俳優ではないかと思う。この作品では彼女の魅力を完全に引き出せていない印象。 

 

 大昔のハリウッドの作品はストップモーションで撮影されていて、今となってはこっけいな動きが面白く、東宝の高島パパ主演の作品の頃は子供心に「大きすぎないかい?」と感じたものだ。そんな点も、今後はどんどん改良され、違和感がなくなっていくに違いない(2017.05.22改編)。

 

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